面白い事とは、努力の仕方、人との接し方など、人生のほとんどはこの『柔道部物語』から学びました！ 自分の人生史上一番読み返した漫画です。 柔道経験者の100%はこの漫画を読んだことがあるという説を私は唱えています。 主人公の三五十五をはじめ、破天荒で真っ直ぐな男・鷲尾先輩、サボりの天才・名古屋、天才なのに本番に弱くてオリンピックに行けなかった顧問・五十嵐先生など登場人物をいちいち好きになっちゃう。 「おめえもバカヤロウだな」と最大のライバルから言われる人間になりたい。 どんな事があっても、この漫画を読んだらとにかくやる気が出て出てしょうがなくなりますよ！  

烈海王が催眠術にかかったまま闘う愚地独歩の姿を見て言った「闘いとは不都合なものッッ 闘いとは思い通りにはならないものッッ」という言葉。 これを読んだ瞬間にこの言葉が座右の銘となりました。 お笑いの舞台でスベった時、お笑いの賞レースで敗退した時、何度この言葉を反芻した事か。 どんなにお笑いで失敗をしても、この言葉を自分に言い聞かして黙々とネタを書いてます。 この言葉に何度救われた事か！ そんな生きる糧になる言葉がこの漫画には詰まってます。 刃牙シリーズはただの格闘漫画ではない！哲学書だ！

コジコジはかわいい。 とにかくかわいい。 結構な毒舌言っても全然気にならないくらいかわいい。 結局かわいければなんでも許せちゃう。 お笑い界では可愛げが大切だと言われてます。 確かに売れている芸人さんはもれなく可愛げがあります。 コジコジになりたい。 しかも、このメルヘンの国はゆるいだけじゃない不思議な世界。 考えるな感じろの世界！ 生きるのに難しい事なんて考えなくていい！ ただただ楽しく生きればいい！ なんか浅いようで深いようなそんな考えに辿り着く。

芸人志望者は誰よりも自分が面白いと思ってお笑い界に入って来ます。 しかし、足を踏み入れた瞬間にその気持ちもすぐに折られます。 それはみんながお笑い超人だからです。 自分はただの人間だったのだと思い知らされます。  だから、超人に憧れて人間なのに超人のふりをしていたジェロニモに感情移入しまくっちゃう！ でも、そんなジェロニモも信念を貫き通して超人になれたのです。 私も必死で信念を貫き通せばいつかお笑い超人になれるかもしれない。 誰もが超人になれる事を教えてくれた漫画。 今も私は超人になれると信じてる。