音楽シーンの中でヒットのきっかけにもなっている【PLAYLIST】。
さまざまなテーマでセレクトされているPLAYLISTをマンガを軸に展開。
マンガ大好き著名人がセレクターとなり、選書意図や想いをテーマに、
今読んでほしい、またハマっているマンガタイトルを一つの枠で紹介するコーナーです。
セレクターの想いとともに、新しいマンガ作品との出会いをお楽しみください。
「MANGA PLAYLIST」にセレクトした作品ラインナップへのテーマや想いなどを教えて下さい!
私は、「心を揺さぶられる、愛が溢れて止まらない漫画8選」というテーマで選ばせていただきました。小さい頃から、気が付けば身の回りに当たり前にあって、1人でも、友達とも、兄弟間でも親しんできた漫画というコンテンツ。その中でも特に大好きな作品、さらには、感情の方向性は違えど、何かしらに心を強く揺さぶられて忘れられない作品をセレクトさせていただきました。悲しさに涙が止まらなかったり、不条理な現実に胸が締め付けられたり、青春の煌めきにキュンキュンさせられたり、ジャンルはバラバラですが、どれも私の人生を彩ってくれた大切な作品です。ただただ私の「好き」を凝縮させただけで恐れ多いのですが、皆さんの心にも届いたら嬉しいなと思います!
紛れもなく私のバイブルです。超有名作品なので読んだことのある人が多いとは思いますが、私は初めて読んだ時に、頭の中が180度ひっくり返るような衝撃を受けました。襲ってくる巨人と人間がただ戦うお話ではなく、巨人の正体やこの世界の真相が少しずつ暴かれていく過程のスケールの大きさにただただ圧倒されます。その中で、自分の中の正義が揺らぐ瞬間があったり、敵と味方を隔てるものは一体何なんだろうと考えさせられたり、自分の倫理観や正義感に多大な影響を与えてくれました。対女型の巨人のリヴァイ班のシーンや、対獣の巨人のエルヴィンのシーン、マーレ編でのガビとサシャとカヤの関係など、好きなシーンを挙げればキリがありませんが、ぜひ1巻から34巻まで逃さず読んでほしいと思います。
家計が苦しいしっかり者の女子高生・大野ふみが、変わり者の歴史小説家・木曳野暁の家で住み込み家政婦として働き始めるところから物語はスタートします。私は、やまもり三香先生の描くヒロイン像が大好きなんです!前作である「ひるなかの流星」や、現在連載中の「うるわしの宵の月」もそうですが、やまもり先生は、いわゆるひたむき王道ヒロインとは少し異なる、癖があるけど愛らしいヒロインを描かれます。椿町ロンリープラネットのふみちゃんは、おかんのように節約に厳しくて、自分のことよりも家計や家族のことを大切にする女の子。そんなふみちゃんが、木曳野先生の家で初めての恋を知っていく過程にキュンキュンが止まりません♡そしてこの作品は、単純な恋の成就だけではなく、2人の生活や将来、人生を丁寧に描いてくれるんです。読了後には、胸がジーンと温まって余韻に浸っていたくなる、そんな素敵な少女漫画です。どこかレトロで大正ロマンを彷彿とさせる雰囲気にもご注目!
実家にいた頃に母親が買ってきてくれて、何度も何度も読み返して、その度に毎回新鮮に涙が溢れて止まらなかった思い出の作品。今でも、表紙に描かれたハッピーの姿を見るだけでじわっと涙が浮かんできます。これは、ある男性と1匹の犬が、車の中から遺体となって発見されたところから始まる物語です。犬大好きな自分からすれば、感情移入しすぎて苦しくなってしまう、でも、人間と犬の間に芽生える愛情や思い出も確かなものであると、暖かな気持ちにもなれる作品です。犬視点で語られるためにその健気さがストレートに胸に来て、それと対比された人間のずるさに苦しくなるシーンも。「星守る犬」「続・星守る犬」の2冊合わせて読んでいただきたい作品です。
何の事前情報も入れずに読むことが出来て、「な、なんだこの漫画は…!新しくて、上手く言えないけどすごい…!」となった読書体験でした。天動説が当たり前の中世ヨーロッパを舞台に、異端とされ迫害を受けながらも地動説を訴えようとする人々が主人公の物語です。自分の信念や探究心のために、時には命さえをも捨てる覚悟を持った人々がとにかく眩しく、不条理な世界の中でも懸命に信念のバトンを繋げていく姿に心を打たれます。フィクションとして描かれていますが、実際の歴史の中でも、このように名も知らない英雄たちの懸命な努力や犠牲があって今の世界に繋がっているのかなと思うと心が震える思いがします。
言わずと知れた不朽の名作ですが、あえてセレクトさせていただきました。医師免許を持たないにもかかわらず天才的な技術で人々を救う外科医のブラックジャックと、彼が手術で救い出して作り上げたピノコとの掛け合いも魅力的です。本当に多くのエピソードがありますが、私が小学生の頃に読んで今も印象的なものを挙げさせていただくと、 1巻第15話 の「ダーティ・ジャック」、2巻第14話の「ある教師と生徒」、 4巻第21話の「おばあちゃん」、 5巻第1話の「シャチの詩」 などです。1970年代に発表されたとは思えないほど、現代へも通ずる社会問題や人に対する皮肉も痛快で、ただの医療漫画では無い人間的な魅力が詰まっている作品です。
まさにストロボのような青春の煌めき・純度100%の恋を届けてくれる漫画です。咲坂伊緒先生の作品は「ストロボ・エッジ」はもちろん、「アオハライド」や「思い、思われ、ふり、ふられ」など、ピュアで等身大な学生達の恋愛を描く作品を拝読してきて、まさに私の青春でした。主人公の仁菜子ちゃんがまだ恋を知らない状態から、学校の人気者・蓮くんと知り合い、どうしようもなく心惹かれていく過程がとても丁寧で、そっと応援してあげたくなるような魅力が詰まっています。王道ストーリーですが、その中でも魅力的なキャラクターや繊細なタッチの画風など、細やかな魅力がたくさんつまった青春物語です!とにかくキュンキュンしたい方にとってもおすすめ。
『ひぐらしのなく頃に』シリーズ
原作・監修:竜騎士07
作画:鈴羅木かりん ほか
(スクウェア・エニックス)
※現在配信はございません。ご了承下さい。
これは、ホラー的な意味で胸をぎゅっと掴まれる、ひゅっと喉がなるような怖さがある作品です。綿流しという慣習が残る雛見沢村に主人公・圭一が引っ越してくる場面から始まりますが、誰かしらが狂気に翻弄されて避けられない悲劇的な事件が発生してしまいます。鬼隠し編や目明し編といったいくつかのエピソードに分かれるのですが、謎が展開される出題編と、その真相が明らかになる解答編の主に2部構成で、読者もこの狂気の世界の謎解きをしながら読み進めることが出来ます。特に私が好きなエピソードは、解答編である罪滅し編。ですが、出題編から順番に、じっくりと、ぜひ夜中に読んでいただきたい作品です。
この物語の主人公は、題名の通り宝石たちです。人間が滅亡して長い長い時を経た世界で、ダイヤモンドやアメシストなどの宝石たちが、月から襲来する月人という敵と戦いながら、学校のような施設で共同生活をしています。主人公のフォスフォフィライトは、高度も低くて壊れやすく、不器用な下っ端的存在。この宝石たちがなんと言ってもとっても魅力的なんです。生物とは違うので性別や生死の概念もなく、どこか達観して何千年もの時を過ごす美しい宝石たち。月人からの攻撃を受けて体がバラバラになっても、その破片を回収してくっつければ大抵元に戻ります。それぞれが医療や服飾、戦闘など役割を持ち暮らしていますが、フォスフォフィライトを中心としてさまざまな事件が発生することによって、平穏が少しづつ崩れ、徐々にこの世界の真相も明らかになっていく過程が想像以上に壮絶で心打たれます。繊細なタッチで美しい宝石の世界を描き出した、とっても素敵な作品です。
生年月日:2月27日
血液型:O型
趣味:小説を読むこと、ジグゾーパズル、カレー屋さん巡り
2016年に始動した22/7に、2019年12月に加入。
■22/7(ナナブンノニジュウニ)とは
秋元康総合プロデュース、Sony MusicとANIPLEXがタッグを組んだデジタル声優アイドルプロジェクト22/7(ナナブンノニジュウニ)。
日本を代表する有名クリエイターがてがけたキャラクターを演じる声優アイドルを募るオーディションで結成された。
毎週土曜日24時に放送・配信中のアニメ『ATRI -My Dear Moments-』EDテーマとなっている「YESとNOの間に」は、10月30日(水)のCDリリースに先駆けて、好評デジタル先行配信中。
■22/7「YESとNOの間に」music video
■22/7「YESとNOの間に」デジタル先行配信中!
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